市販 TrueType フォントの利用( Woody, openoffice, gs-ja 7.05 )

市販の TrueType フォントを debian/GNU Linux (woody) で利用したいと思う人は多いと思いますし、実際、既に、 実行されている方は多いと思いますが、自分なりにまとめてみました。

  1. フォントの登録

    市販の TrueType フォントの登録の仕方については、 北大の杉山さんのまとめ がよく分かります。root で ttf ( or ttc )ファイルをフルパスで指定し、次のようにして hint ファイルを作ります。

           defoma-hints -c truetype /usr/share/fonts/msfonts/hgra8lsj.ttf > /etc/defoma/hints/hgra8lsj.hints
           

    出来上がった hint ファイルを登録します。

           defoma-font -vt reregister-all /etc/defoma/hints/hgra8lsj.hints
           

  2. OpenOffice での利用

    取りあえず画面に表示するだけなら、フォントのファイルを、/usr/lib/openoffice/share/fonts/truetype/ へ リンクするだけで使えるようになります。印刷とかはまだ分かりません。試していません。

           ln -sf /usr/share/fonts/msfonts/hgra8lsj.ttf /usr/lib/openoffice/share/fonts/truetype/
           

  3. gs ( gs-ja 7.05 )での利用

    gs-cjk では分かりません。vflib 経由の場合です。 ここを参照のうえ、次のようにしました。つまり、/usr/share/gs-ja/7.05vflib/vflib/kconfig.ps に相当するものを複数 作り、gs のオプションで切替える方法です。

    まず、

           cd /usr/share/gs-ja/7.05vflib/vflib
           cp -p kconfig.ps newkconfig.ps
           vi newkconfig.ps
           
    で、編集します。中身は、通常、
           /Ryumin-Light		4300000	(min)	VFlibkanji
           /GothicBBB-Medium	4300200	(goth)	VFlibkanji
           
    となっていますが、(min), (goth) の部分を、新しいフォントの名前に切替えます。フォントの名前は、 /etc/vfontcap 中に定義されているものを使います。

    これが済んだら、gs に、

    -sKCONFIG=newkconfig.ps
    等のオプションを付けて起動すれば新たな定義に基づく フォントが使われるはずです。

  4. X での利用

    上の二つに比べて必要性が極めて低いのでまだ検討していません。

  5. 謝辞

    先達に感謝。


2003/02/03
森 厚 ( Atsushi Mori )
mori@buran.u-gakugei.ac.jp